ひらがな遣い と “校歌歌わなさすぎ”  
            -新入生のみなさまへ

髙﨑みどり  

ご入学おめでとうございます。

私たち桜蔭会はOGの集まりで、卒業後も母校お茶大を敬慕し、お茶大で教育を受けたことを誇りにしております。新入生のみなさんも入学式やオリエンテーションで「リーダーになるための資質と努力」とか「自分の打ち込めるものを見つけて」とか、いろいろな励ましの言葉をかけられて、「がんばらなくちゃ!」と思って張り切っていらっしゃるでしょう。素敵なスタートをきられますように!

ところで、お茶大って面白いところもいろいろあるんです。例えば「お茶の水女子大学」というこの名前。かわいくて大好きですよね。「お茶の水博士」という著名人もいらっしゃいますし。以前は大学名にひらがなが含まれているというのは無かったのですが、最近はもっとひらがな度の高い大学名がいくつも出てきました。それでも敬語の「お」が入っている大学名というのは凄いです。戦後新制大学として発足するときには、校舎の場所から「大塚女子大学」になるかもしれなかったんです(このあたりのことは、桜蔭会に語り部がおりますので、どうぞお聞き合わせください)。

それから、ためしに上級生を捕まえて「校歌教えてください」と頼んでみて下さい。多分附属の小学生のほうが良く歌えると思います。私事ですが、私(昭和48年卒)も在学中全く歌う機会はなく、うろ覚えでした(今はちゃんと歌えますよ)。過去に勤めていた某私大では、入学時先輩による校歌歌唱指導があったり、事務の電話保留メロディが「白雲なびく駿河台」であったり、かり出されて野球の試合応援に行くとブラスが繰り返し奏でてみんなで肩組んで合唱したり、三番まで覚えてしまいました、よその校歌なのに。この校歌は京王線最寄り駅の駅メロにもなっています。ちょっと羨ましいですが。

この“歌われない”お茶大校歌にも、素敵な歴史があります。また機会がありましたらお話ししましょう。

まだまだ沢山あるお茶大の意外な面白ポイント。皆様も発見されたらぜひ桜蔭会までご一報を。

 


<会長からのメッセージ>