香川大学博物館 開館15周年記念 第26回企画展
「保井コノ -讃岐が生んだ日本発の女性博士-」
香川大学博物館(香川県高松市)では、11月18日(土)まで企画展「保井コノ ―讃岐が生んだ日本発の女性博士-」を開催しています。
保井コノ(1880-1971)は、現在の香川県東かがわ市三本松で生まれ、香川県立尋常師範学校(香川大学教育学部の前身校)で学び、1898(明治31)年に卒業後、女子高等師範学校(現 お茶の水女子大学)に進学しました。
1906年に日本初の女性科学者の科学論文を「動物学雑誌」に、1911 年に日本女性として最初の科学論文を外国雑誌に発表しました。1914〜1916年にアメリカに留学し、シカゴ大学とハーバード大学で学びました。
石炭の成因を研究し、「日本産石炭の植物学的研究」としてまとめ、1927(昭和2)年に東京帝国大学理学部に学位請求し、日本における女性博士第1号になりました。
保井コノ氏の生涯と研究に取り組んだ姿勢について、標本資料を通して紹介します。入場は無料です。みなさまのご来館をお待ちしております。
期 間 2023年7月21日(金)~ 11月18日(土)
休館日:日・月曜日、祝日、8月11日(金・祝)〜18日(金)
※ 10月8日(日)、10月29日(日)、11月3日(金・文化の日)は特別開館
時 間 10:00~16:00
会 場 香川大学博物館展示室(高松市幸町1−1 幸町北1号館1階)
入館料 無料
詳しくは、博物館ホームページをご覧ください。