桜蔭会について

会長あいさつ

新しいつながりのかたちを――コロナ禍をこえて

                                                       髙﨑 みどり(昭48国)

ご覧のように,このたび桜蔭会はホームページをリニューアルいたしました。

昨年から,日本を,世界を覆いつくしたコロナ禍が終息の兆しも見えにくいなか,桜蔭会のとるべき道は何なのだろうか,と模索した結果,以前からアイデアの出ていたIT活用に一層注目することとなったのです。社会全般も“非接触型コミュニケーション”に向かわざるをえないという流れのなかで,それをマイナス面ばかりから捉えるのでなく,何かしらプラス面を見いだして,積極的に新しいつながり方を取り込んで活動していく,という方向を選択したのです。

そして,その一環としてHPをコミュニケーションの手段としてもっと活用しようということになりました。紙の会報では簡単には届けにくい情報をこまめに更新,発信したり,直接はなかなか集えない中での交流の場を提供したりしていく,ということなどを実現していきたいと思っております。

桜蔭塾もオンラインでスタートします。その名の由来の桜の蔭に(バーチャルな空間ですが)身を寄せ合いながら,いろいろなことを一緒に勉強したり,議論し合ったりする楽しい集まりをみんなで作りませんか? オンラインの気楽さ,気軽さも良いものです。名誉教授の先生方の“あの名講義をもう一度”も実現しそうです。これは本当に楽しみでしかありませんね! 在学時は聞くことのできなかった他学部・他学科の先生方のご専門のお話も伺えるのですから。

ゆくゆくはコモンズに集って,対面での講演会や勉強会も開きたいとの夢ももっています。もちろん,何の心配もなく集えるようになれば,という条件つきですが,言霊ですから,言うだけは言っておきましょう。

いま,大変な犠牲を払って,我々の社会はどこに向かおうとしているのか,我々に何ができるのか…… 誰かと真剣に語り合いたいと思う同窓生は多いはず。また,卒業後いろいろな経験をしてきた先輩同窓生たちから,何かを学びたいと思っている後輩たちも多いはず。そのような場を提供するのも,同窓会としての責務と思っております。

新しいつながりのかたちに,みなさまの積極的なご参加を!

 

**************ご寄附のおねがい*****************

桜蔭会活動にご寄附をお願いいたします。

会員のためのいろいろな活動や,母校の後輩たちへの奨学金等のために,常時ご寄附を受け付けております。郵便局から,振込用紙に

00190―3―6589   一般社団法人 桜蔭会

とご記入くださり。窓口や自動振込機にてお振り込みください。ご寄附について,会報や会員専用ページでご報告いたしますが,匿名ご希望の場合はその旨ご記入ください。

 

概要

お茶の水女子大学卒業者,同大学院修了者(旧東京女子高等師範学校までの前身校,ならびに附設教員養成所の卒業生を含む)の同窓会です。
会の目的は,学術,文化,教育等の進展,および女性の社会的活躍に寄与し,あわせて会員相互の啓発,互助をはかることにあります。

お茶の水女子大学は東京女子師範学校として1875(明治8)年に設立されました。
校舎敷地は,江戸時代の学問所,湯島聖堂(当時男子高等師範学校として使われていた)の西隣に選定されました。そこは桜の木が多く江戸時代から桜の馬場とよびならわされた場所であったことから,桜蔭会の名も生まれたようです。

桜蔭会の創設は1904(明治37)年です。1914(大正3)年社団法人となり,日本全国・海外に現在約25,000人の会員がおります。2004年春に百周年の祝賀行事をおこないました。

これまのおもな事業として次のようなものがあります。

桜蔭学園の設立

1923(大正12)年の関東大震災後,時代の要望にこたえ,当時の会員の熱意により翌1924年4月桜蔭女学校開校。続いて1926(大正15)年4月23日5年制高等女学校の設置認可を得ました。その後順調な発展をとげて,1951(昭和26)年学校法人桜蔭学園となり,本会から独立しました。
現在も校長,理事は桜蔭会会員のなかから推薦されます。

母校に対する協力

(1)関東大震災後のピアノ寄贈,1931(昭和6)年プール建設,1938(昭和13)年志賀高原通称山小屋建設に際しての寄附,体育振興のための度重なる寄附。
(2)図書館充実のための書籍と寄附金による協力。
(3)1963(昭和38)年大学院修士課程設置に際しての全面的な協力活動。
(4)1970(昭和45)年度開設の理学部附属館山臨海実験所の用地獲得についての地元会員による多年にわたる尽力。
(5)1995(平成7)年から2年間,母校120周年記念募金を実施。その寄附金による大学の事業の一環として,お茶の水女子大学歴史資料室が,桜蔭会館2階に開設。大学の国際交流基金として保留されていた寄附金は,2002(平成14)年度より海外留学生ならびにアジア女性研究者の支援事業にあてられています。
(6)2004(平成16)年桜蔭会百周年を記念して母校に1千万円を寄附しました。
(7)2006(平成18)年度から,毎年度100万円を研究助成金として寄附します。これを母校では「お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞」として,母校の学部を卒業し引き続き母校の大学院博士前期課程に進学する学生5名に20万円ずつ授与すると決定しました。

母校学生に対する奨学金の贈呈

1909(明治42)年に始まり現在まで続いている奨学金制度は,現行では毎年3年生4名に桜蔭会奨学金として贈呈しています。財源はすべて会員の寄附金によっています。
また大学と連携し,お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞を大学院生に授与しています。
桜蔭会国際交流奨励賞は,留学生や若手研究者を対象に授与しています。

桜蔭会館の建設

1961(昭和36)年,当時の会員の寄附金により,鉄筋コンクリート2階建の会館を建設。 会の行事や,各種会合,講座などに利用されてきました。

同窓会コモンズの建設

2019年3月,国際交流留学生プラザにつながるかたちで,桜蔭会と作楽会ほか大学附属学校園の同窓会とともに,各同窓会からの寄附を集結して同窓会コモンズが竣工しました。
桜蔭会事務室と桜蔭会会議室,東京支部はコモンズの3階に移転。また,5同窓会が共同で運営する共用室は4階にあります。会の行事や会議などに3階会議室のほか,4階共用室も利用できます。
また,お茶の水女子大学歴史資料室はプラザ1階に歴史資料館として桜蔭会の資料を含めて新たに開設されました。

所在地 〒112-0012 東京都文京区大塚2—20—1 3F

公開文書

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