桜蔭会について

会長あいさつ

コロナ禍のもと、桜蔭会ができること

                    髙﨑みどり

 

自分も結構、困難な中にいるのに、だれかの助けになろうとして動くことは、自分をも無力感から救うものだ――というのが、学生支援事業の企画・募金・支給までのプロセスを皆様とご一緒に体験した感想です。何よりも感じ入ったのは、「近況報告」として支給時に学生さんからいただいた文章の素直さ、昔(の私たち)と変わらないお茶大生の頑張りが現われていました。こっちが励まされたなあ、と思ったことでした。
学生さんの側も、今まで「?」だった桜蔭会の存在を認識していただけたのではないかと思います。もちろん、学生さんを支援する桜蔭会の活動はこの募金にとどまりません。コロナ禍の就活に不安を感じている学生さんもいるであろうと考え、今年の徽音祭に「先輩に聞こう!就活応援かふぇ」として参加を計画しています。内容は

社会で普通に活躍している先輩たちのぶっちゃけ本音トーク&職種別女子会(弁護士・アナウンサー・研究者・教員・公務員・出版編集等)。Zoomで楽しく交流しよう!院生もぜひ!

というものです。まだ計画段階ですが、Zoom会議の機能をフルに使い、対面ではほぼ不可能な試みを実現しようと考えています。他にも支援できることが何かないかな、とみんなで考えております。

また、今年の慰霊祭は、オンライン開催で、Zoomだからこそできることを探っていきます。遠方にお住まいの方やご体調の不安な方なども気軽に参加できますし、慰霊の式の後で、教え子の方々が卒業年次や学科をこえて恩師を偲ぶことなどもできます。そうした難しい(?)操作はすべて進行係におまかせください。おためし接続会もあり、はじめての方も予習・実践練習ができます。詳細はHPでご覧下さい。

さて、会報9月号でもお知らせしていますが、第2回コロナ禍学生支援募金を9月1日からスタートいたします。詳しくはこのHPの募金要項をご覧下さいませ。今回は学部生ばかりでなく、院生をも対象にしております。後輩たちに私たちの応援の気持ちを届けましょう。

頑張れ!お茶大生!

頑張ろう!桜蔭会!

 

**************ご寄附のおねがい*****************

桜蔭会活動にご寄附をお願いいたします。

会員のためのいろいろな活動や,母校の後輩たちへの奨学金等のために,常時ご寄附を受け付けております。郵便局から,振込用紙に

00190―3―6589   一般社団法人 桜蔭会

とご記入くださり。窓口や自動振込機にてお振り込みください。ご寄附について,会報や会員専用ページでご報告いたしますが,匿名ご希望の場合はその旨ご記入ください。

 

概要

お茶の水女子大学卒業者,同大学院修了者(旧東京女子高等師範学校までの前身校,ならびに附設教員養成所の卒業生を含む)の同窓会です。
会の目的は,学術,文化,教育等の進展,および女性の社会的活躍に寄与し,あわせて会員相互の啓発,互助をはかることにあります。

お茶の水女子大学は東京女子師範学校として1875(明治8)年に設立されました。
校舎敷地は,江戸時代の学問所,湯島聖堂(当時男子高等師範学校として使われていた)の西隣に選定されました。そこは桜の木が多く江戸時代から桜の馬場とよびならわされた場所であったことから,桜蔭会の名も生まれたようです。

桜蔭会の創設は1904(明治37)年です。1914(大正3)年社団法人となり,2004年春に百周年の祝賀行事をおこないました。日本全国・海外に29,152人の会員がおります(2021年3月31日現在)。

これまのおもな事業として次のようなものがあります。

桜蔭学園の設立

1923(大正12)年の関東大震災後,時代の要望にこたえ,当時の会員の熱意により翌1924年4月桜蔭女学校開校。続いて1926(大正15)年4月23日5年制高等女学校の設置認可を得ました。その後順調な発展をとげて,1951(昭和26)年学校法人桜蔭学園となり,本会から独立しました。
現在も校長,理事は桜蔭会会員のなかから推薦されます。

母校に対する協力

(1)関東大震災後のピアノ寄贈,1931(昭和6)年プール建設,1938(昭和13)年志賀高原通称山小屋建設に際しての寄附,体育振興のための度重なる寄附。
(2)図書館充実のための書籍と寄附金による協力。
(3)1963(昭和38)年大学院修士課程設置に際しての全面的な協力活動。
(4)1970(昭和45)年度開設の理学部附属館山臨海実験所の用地獲得についての地元会員による多年にわたる尽力。
(5)1995(平成7)年から2年間,母校120周年記念募金を実施。その寄附金による大学の事業の一環として,お茶の水女子大学歴史資料室が,桜蔭会館2階に開設。大学の国際交流基金として保留されていた寄附金は,2002(平成14)年度より海外留学生ならびにアジア女性研究者の支援事業にあてられています。
(6)2004(平成16)年桜蔭会百周年を記念して母校に1千万円を寄附しました。
(7)2006(平成18)年度から,毎年度100万円を研究助成金として寄附します。これを母校では「お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞」として,母校の学部を卒業し引き続き母校の大学院博士前期課程に進学する学生5名に20万円ずつ授与すると決定しました。

母校学生に対する奨学金の贈呈

1909(明治42)年に始まり現在まで続いている奨学金制度は,現行では毎年3年生4名に桜蔭会奨学金として贈呈しています。財源はすべて会員の寄附金によっています。
また大学と連携し,お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞を大学院生に授与しています。
桜蔭会国際交流奨励賞は,留学生や若手研究者を対象に授与しています。

桜蔭会館の建設

1961(昭和36)年,当時の会員の寄附金により,鉄筋コンクリート2階建の会館を建設。 会の行事や,各種会合,講座などに利用されてきました。

同窓会コモンズの建設

2019年3月,国際交流留学生プラザにつながるかたちで,桜蔭会と作楽会ほか大学附属学校園の同窓会とともに,各同窓会からの寄附を集結して同窓会コモンズが竣工しました。
桜蔭会事務室と桜蔭会会議室,東京支部はコモンズの3階に移転。また,5同窓会が共同で運営する共用室は4階にあります。会の行事や会議などに3階会議室のほか,4階共用室も利用できます。
また,お茶の水女子大学歴史資料室はプラザ1階に歴史資料館として桜蔭会の資料を含めて新たに開設されました。

所在地 〒112-0012 東京都文京区大塚2—20—1 3F

公開文書

これまでのセミナー・イベント