桜蔭会について

会長あいさつ

コロナ禍のお茶大生に生活支援を

                        会長:髙﨑みどり

 

先日、桜蔭会の会員の方からの、“コロナ禍で困難に直面する母校の学生に桜蔭会として何か支援ができないか”、というご提案が事務局を通じて伝えられました。

おりしも、コロナ禍による経済的困難が大学生にも及び、いくつかの大学では寄付された食料品や生理用品などを学生に配布しているというTVニュースが流れておりました。桜蔭会の会員の中に、会としても母校の学生に何か援助ができないかという声があがってくるのは当然のことと感じました。

しかしながら、都内にある母校の現状では物品配布は不可能で、支援すなわち寄付金という形しかないが、会員もすでに卒業生として昨年からずっと大学にいろいろな寄付を行っているし、また貴重な会費から各種の奨学金を出してもいる。大学には困窮学生を支援する制度はいろいろとあって、機能しているし・・・今、桜蔭会が在学生への援助として寄付を募ることにどれくらいの理解が得られるだろう。今から準備をして募金してもお渡しするのは夏休みに入ってしまうのではないか、等々、さまざまな批判を予想して、無理だろうと思っておりました。

ところが、すぐ理事たちが動き、理事会でも方法についての議論はあったものの、「やりましょう!」ということになりました。様々にメールが飛び交い、どうしたら寄付がしやすくなるか、どんなふうに告知するか、が様々に工夫され固まってきました。

それを見ていて、母校の後輩たちが苦労しているのに座視していられない、会として何かしたいという温かい、いや熱い気持ちが会員のなかにすでにあったことに気づかされ、先輩たちに「頑張ってね!」といわれたら後輩たちもさぞ嬉しかろう、少し元気を出してくれるかもしれない、額ではない、気持ちなのだ、と考えるようになって、批判を恐れて及び腰になっていた自分を恥じました。

大学の方にもお話ししたところ、学長先生もとても喜んでくださって、早くもどうやったら集まった支援金を学生に届けられるか相談しましょうということになりました。まだお金が集まってもいないのに・・・。

ともかく、誰かのためにみんなで何かをするというのは、コロナで直接交流する機会を奪われた我々会員の絆を再確認する機会にもなるのではないか・・・見えないけれど手をしっかりつなぎましょう。

「桜蔭会 コロナ禍困窮学生支援」募金趣意書   募集要項はこちらをご覧ください。

 

**************ご寄附のおねがい*****************

桜蔭会活動にご寄附をお願いいたします。

会員のためのいろいろな活動や,母校の後輩たちへの奨学金等のために,常時ご寄附を受け付けております。郵便局から,振込用紙に

00190―3―6589   一般社団法人 桜蔭会

とご記入くださり。窓口や自動振込機にてお振り込みください。ご寄附について,会報や会員専用ページでご報告いたしますが,匿名ご希望の場合はその旨ご記入ください。

 

概要

お茶の水女子大学卒業者,同大学院修了者(旧東京女子高等師範学校までの前身校,ならびに附設教員養成所の卒業生を含む)の同窓会です。
会の目的は,学術,文化,教育等の進展,および女性の社会的活躍に寄与し,あわせて会員相互の啓発,互助をはかることにあります。

お茶の水女子大学は東京女子師範学校として1875(明治8)年に設立されました。
校舎敷地は,江戸時代の学問所,湯島聖堂(当時男子高等師範学校として使われていた)の西隣に選定されました。そこは桜の木が多く江戸時代から桜の馬場とよびならわされた場所であったことから,桜蔭会の名も生まれたようです。

桜蔭会の創設は1904(明治37)年です。1914(大正3)年社団法人となり,日本全国・海外に現在約25,000人の会員がおります。2004年春に百周年の祝賀行事をおこないました。

これまのおもな事業として次のようなものがあります。

桜蔭学園の設立

1923(大正12)年の関東大震災後,時代の要望にこたえ,当時の会員の熱意により翌1924年4月桜蔭女学校開校。続いて1926(大正15)年4月23日5年制高等女学校の設置認可を得ました。その後順調な発展をとげて,1951(昭和26)年学校法人桜蔭学園となり,本会から独立しました。
現在も校長,理事は桜蔭会会員のなかから推薦されます。

母校に対する協力

(1)関東大震災後のピアノ寄贈,1931(昭和6)年プール建設,1938(昭和13)年志賀高原通称山小屋建設に際しての寄附,体育振興のための度重なる寄附。
(2)図書館充実のための書籍と寄附金による協力。
(3)1963(昭和38)年大学院修士課程設置に際しての全面的な協力活動。
(4)1970(昭和45)年度開設の理学部附属館山臨海実験所の用地獲得についての地元会員による多年にわたる尽力。
(5)1995(平成7)年から2年間,母校120周年記念募金を実施。その寄附金による大学の事業の一環として,お茶の水女子大学歴史資料室が,桜蔭会館2階に開設。大学の国際交流基金として保留されていた寄附金は,2002(平成14)年度より海外留学生ならびにアジア女性研究者の支援事業にあてられています。
(6)2004(平成16)年桜蔭会百周年を記念して母校に1千万円を寄附しました。
(7)2006(平成18)年度から,毎年度100万円を研究助成金として寄附します。これを母校では「お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞」として,母校の学部を卒業し引き続き母校の大学院博士前期課程に進学する学生5名に20万円ずつ授与すると決定しました。

母校学生に対する奨学金の贈呈

1909(明治42)年に始まり現在まで続いている奨学金制度は,現行では毎年3年生4名に桜蔭会奨学金として贈呈しています。財源はすべて会員の寄附金によっています。
また大学と連携し,お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞を大学院生に授与しています。
桜蔭会国際交流奨励賞は,留学生や若手研究者を対象に授与しています。

桜蔭会館の建設

1961(昭和36)年,当時の会員の寄附金により,鉄筋コンクリート2階建の会館を建設。 会の行事や,各種会合,講座などに利用されてきました。

同窓会コモンズの建設

2019年3月,国際交流留学生プラザにつながるかたちで,桜蔭会と作楽会ほか大学附属学校園の同窓会とともに,各同窓会からの寄附を集結して同窓会コモンズが竣工しました。
桜蔭会事務室と桜蔭会会議室,東京支部はコモンズの3階に移転。また,5同窓会が共同で運営する共用室は4階にあります。会の行事や会議などに3階会議室のほか,4階共用室も利用できます。
また,お茶の水女子大学歴史資料室はプラザ1階に歴史資料館として桜蔭会の資料を含めて新たに開設されました。

所在地 〒112-0012 東京都文京区大塚2—20—1 3F

公開文書

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