桜蔭会について

会長あいさつ(2021年11月14日更新)

コロナ禍で支援した学生さんから届いた感謝の文章ご紹介

                          髙﨑みどり

前便でお知らせしたように、第2回目のコロナ禍支援にも多大なご協力を賜り、大学院生も含めた126名の方々に支援をすることができました。改めてご厚志をお寄せくださった会員の皆様に深く感謝申し上げる次第です。「近況報告」として寄せられた支援対象学生の声からも、皆様の後輩を応援する気持ちが確かに伝わったことが伺えます。少しご紹介しますと

今回、大学院生も支援の対象としてくださり、大変感謝しております。私は学部時代から飲食店でアルバイトをしていますが、コロナの影響を受けて時短営業が続き、学部時代のように研究室のコアタイム後にアルバイトができなくなってしまいました。また、土日は学生メンバーが多くシフト希望を出すので、思うように入れず、困っています。これから修論の追い込みの時期になりますが、支援を糧にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。ありがとうございました。

という声。また

修士論文の提出が近づき、よりいっそう研究に身が入る日々です。状況は改善されていますが、それでもやはり以前の研究の環境とは異なりました。研究のために図書館(図書室)によく行くのですが、開館時間が短くなったり開室日が減ったり、そもそも不要不急のため、まだまだやりづらさがあります。そのため研究書や史料を、これまで借りていたところを、買うようになりました。アルバイトもなかなかできず買えないでいた本があったのですが、今回いただいたご支援で買いたいと思います。お心遣いいただき、心より感謝申し上げます。

といった声が続々と寄せられています。そのうちのいくつかを会員専用ページに掲載しておりますので、是非ご覧下さいまして、学生たちの感謝の気持ちを受け取ってあげてくださいますように。

これで、1回目の119名の学生支援とあわせまして合計245名の支援を行うことができたことになります。

今回の支援事業を通じて、会員と現役学生を結び、温かい応援の気持ちを伝え、また、感謝の気持ちをお返しするという、素敵なコミュニケーションがなされたことを、とても貴重なことと思います。桜蔭会にしかできないことだと思い、誇りに思うと同時に、こういうことも会に託された使命であるのだ、と、責任の重さというものも改めて感じる次第です。

どうぞ今後とも皆様のご提案やご意見、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

**************ご寄附のおねがい*****************

桜蔭会活動にご寄附をお願いいたします。

会員のためのいろいろな活動や,母校の後輩たちへの奨学金等のために,常時ご寄附を受け付けております。郵便局から,振込用紙に

00190―3―6589   一般社団法人 桜蔭会

とご記入の上窓口や自動振込機にてお振り込みください。ご寄附について,会報や会員専用ページでご報告いたしますが,匿名ご希望の場合はその旨ご記入ください。

 

概要

お茶の水女子大学卒業者,同大学院修了者(旧東京女子高等師範学校までの前身校,ならびに附設教員養成所の卒業生を含む)の同窓会です。
会の目的は,学術,文化,教育等の進展,および女性の社会的活躍に寄与し,あわせて会員相互の啓発,互助をはかることにあります。

お茶の水女子大学は東京女子師範学校として1875(明治8)年に設立されました。
校舎敷地は,江戸時代の学問所,湯島聖堂(当時男子高等師範学校として使われていた)の西隣に選定されました。そこは桜の木が多く江戸時代から桜の馬場とよびならわされた場所であったことから,桜蔭会の名も生まれたようです。

桜蔭会の創設は1904(明治37)年です。1914(大正3)年社団法人となり,2004年春に百周年の祝賀行事をおこないました。日本全国・海外に29,152人の会員がおります(2021年3月31日現在)。

これまでのおもな事業として次のようなものがあります。

桜蔭学園の設立

1923(大正12)年の関東大震災後,時代の要望にこたえ,当時の会員の熱意により翌1924年4月桜蔭女学校開校。続いて1926(大正15)年4月23日5年制高等女学校の設置認可を得ました。その後順調な発展をとげて,1951(昭和26)年学校法人桜蔭学園となり,本会から独立しました。
現在も校長,理事は桜蔭会会員のなかから推薦されます。

母校に対する協力

(1)関東大震災後のピアノ寄贈,1931(昭和6)年プール建設,1938(昭和13)年志賀高原通称山小屋建設に際しての寄附,体育振興のための度重なる寄附。
(2)図書館充実のための書籍と寄附金による協力。
(3)1963(昭和38)年大学院修士課程設置に際しての全面的な協力活動。
(4)1970(昭和45)年度開設の理学部附属館山臨海実験所の用地獲得についての地元会員による多年にわたる尽力。
(5)1995(平成7)年から2年間,母校120周年記念募金を実施。その寄附金による大学の事業の一環として,お茶の水女子大学歴史資料室が,桜蔭会館2階に開設。大学の国際交流基金として保留されていた寄附金は,2002(平成14)年度より海外留学生ならびにアジア女性研究者の支援事業にあてられています。
(6)2004(平成16)年桜蔭会百周年を記念して母校に1千万円を寄附しました。
(7)2006(平成18)年度から,毎年度100万円を研究助成金として寄附します。これを母校では「お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞」として,母校の学部を卒業し引き続き母校の大学院博士前期課程に進学する学生5名に20万円ずつ授与すると決定しました。

母校学生に対する奨学金の贈呈

1909(明治42)年に始まり現在まで続いている奨学金制度は,現行では毎年3年生4名に桜蔭会奨学金として贈呈しています。財源はすべて会員の寄附金によっています。
また大学と連携し,お茶の水女子大学桜蔭会研究奨励賞を大学院生に授与しています。
桜蔭会国際交流奨励賞は,留学生や若手研究者を対象に授与しています。

桜蔭会館の建設

1961(昭和36)年,当時の会員の寄附金により,鉄筋コンクリート2階建の会館を建設。 会の行事や,各種会合,講座などに利用されてきました。

同窓会コモンズの建設

2019年3月,国際交流留学生プラザにつながるかたちで,桜蔭会と作楽会ほか大学附属学校園の同窓会とともに,各同窓会からの寄附を集結して同窓会コモンズが竣工しました。
桜蔭会事務室と桜蔭会会議室,東京支部はコモンズの3階に移転。また,5同窓会が共同で運営する共用室は4階にあります。会の行事や会議などに3階会議室のほか,4階共用室も利用できます。
また,お茶の水女子大学歴史資料室はプラザ1階に歴史資料館として桜蔭会の資料を含めて新たに開設されました。

所在地 〒112-0012 東京都文京区大塚2—20—1 3F

公開文書

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