公開WEBシンポジウム
「基礎科学が導くSDGs達成への道 ~結晶&生命&技術革新~」
(日本学術会議結晶学分科会、同IUCr分科会主催、日本結晶学会、日本結晶成長学会共催)
「持続可能な発展のための国際基礎科学年2022/2023(The International Year of Basic Sciences for Sustainable Development(IYBSSD))」にあたり、5月27日(土)に、公開WEBシンポジウム「基礎科学が導くSDGs達成への道~結晶&生命&技術革新~」を開催いたします。
どなたでも無料でご参加いただけます.積極的なご参加をお待ちしております。
(昭53物理 阿久津典子)
日時:2023年5月27日(土)13:00~16:40 (Zoom開催:参加料無料)
参加申し込み:https://forms.gle/AD1wG3GXUbFM8qze6
*受付締め切り 5月20日(土)
【プログラム】
「SDGsが科学技術に求めること」
中村 道治(国連「10人委員会」メンバー(2018-2020),中性子産業利用推進協議会副会長,国立研究開発法人科学技術振興機構名誉理事長)
「エボラウイルスの細胞内増殖機構の解明」
野田 岳志(京都大学医生物学研究所教授)
「クライオ電子顕微鏡によるCO2資源化酵素の構造解析と電子移動メカニズムの解明」
宮田 知子(大阪大学大学院生命機能研究科特任准教授)
「バイオ高分子素材が切り拓くSDGs」
沼田 圭司(京都大学大学院工学研究科教授)
「化合物半導体結晶はいかに紡ぎ出されるのか-超高真空中と細菌からと-そしてその応用展開」
富永 依里子(広島大学大学院先進理工系科学研究科准教授)
総合討論
進行 黒田 玲子(中部大学先端研究センター特任教授)
国連「10人委員会」メンバーを2018から2020まで務められた中村道治氏(科学技術振興機構顧問)のこれまでのSDGs解決に向けた取組から得た教訓をもとに、2030年とその先に向けて、科学技術に求められていることを広い視点から議論する講演「SDGsが科学技術に求めること」から始まり、生命科学分野と物理・化学分野の研究者が、基礎科学の知見と技術のコラボレーションがもたらす最新の研究成果を紹介します。総合討論には、高校生にも参加いただき、次の世代の方に、基礎科学という土台の広がりを伝え、今後の展開について新たな視点から眺めていただくことを本シンポジウムの趣旨とします。