2023.10.23

大学の徽音祭に合わせて、今年も桜蔭会バザーです。昨年が大盛況大好評であったので、今年も、と2匹目のドジョウをねらっておりますが、今年のバザーは昨年とちょっと違う点がございます。

1, 桜蔭会創立120周年を迎えるのを記念して行うバザーで、収益は120周年記念のなにか楽しいことに使いたいと思います。ただいまアイデア募集中です。

2, ネットでの展示・購入は今年はナシです。昨年やってみて、意外に費用と手間がかかることがわかり、申込者も少なかったためです。感染予防等、引き続き徹底いたしますので、どうぞ母校プラザの建物までお運びいただければと存じます。

3, 昨年、どっと品物が供出されてしまったので、準備係は、どれだけ提供品が集まるかと気を揉んでおります。昨年はそんなに心配しなかったのですが、考えてみれば、お送りいただく方に送料をご負担いただいたり、期間を限っていたりと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
と、マイナスなことも書いてしまいましたが、役員一同、遠足は準備も楽しい、という発想でバザーも準備段階から楽しんでおります。

桜蔭会もここのところ対面での集まりが少なくなっておりましたので、こういう機会に皆様のお顔を拝見して、コミュニケーションできるのが本当に嬉しいです。

「バザー」ということばを聞くとワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?私事で、しかも大昔のことで恐縮ですが、出身地の名古屋では、初冬のころ開かれるYWCAのバザーに、毎年母に連れて行ってもらいました。1950年代で、街には色彩も光も乏しかったのですが、YWCAの2階建ての建物の中は、クリスマスの飾りつけやバザーの品物で、目の覚めるような彩りが溢れていました。お手製の洋菓子や、美しいレースや刺繍、スパンコールのきらきらした小物や衣類などが所せましと並べられ、天使やマリア像などの陶器の人形やガラスビーズのロザリオも。中でも、厩の光景を模した小さな舞台仕立ての飾り物を飽かず眺めました。今でも目に浮かぶバザー会場の光景です。

―スミマセン!話をもどします。昨年の桜蔭会バザーでは、私もちょっとした思い入れのある物を「終活だし」と思って出品しました。今頃どなたかのお家で使われているのかな、と想像してちょっとほっこりしています。出品にいろいろと条件を付けて、大変申し訳ございませんが、どうぞめげずに、是非お品物の提供をお願い申し上げます。
またお越しになれる方は、バザーとともに、お茶大の銀杏並木(随分巨木になりました~)にも会いにいらしてください。お帰りにはプラザ1階のCaféで珈琲とピザ――晩秋(初冬?)の一日を楽しまれてはいかがでしょうか?

桜蔭会 会長 髙﨑みどり


【バザーのご案内】
https://www.ouinkai.org/2023bazaar/

【第74回徽音祭】
https://kiinfes.com/

【徽音祭入構申込】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSe_P5h50lydbeWAyBisP40EPKW4ufFhn_uvlGq91FQ9pwhw/viewform