結婚のカタチ

桜蔭会相談の女性会員さんは、ほとんどが「結婚しても仕事を続けたいです」とおっしゃいます。「専業主婦希望」って方は、いらっしゃらないわけではないですが、とても少ないです。

10年ほど前でしょうか、学生時代からのカレとの結婚が決まって、東京と関西での「別居結婚」を選んだ後輩がいました。彼女の会社が産休や育休が充実してるそうなので、子どもができたら、出産の前後は一時的に実家に帰る予定とか。新婚早々の別居は、さみしくないのかなあって思ってましたら、メールも電話もあるし、会いたければ、新幹線ですぐですもんって笑ってました。

別な後輩と話してて、「二人ともお仕事してたら、ごはんとかどうするの?」って聞いたことがあります。「平日は、どちらも忙しくて帰宅時間がバラバラだから、夕食はそれぞれで食べてます。週末は一緒に食べますが、一週間に一回二回料理するだけでは、材料がムダになるので、ほとんど外食です」ってことでした。

「結婚したら、一緒に住む」「結婚したんだから、ごはんは一緒に食べる」ってことにあまりこだわらなくてもいいんですねえ。
目からうろこでした。
結婚ってものに対する認識を変えなきゃいけないのは、私たち親世代なのかもしれません。

あれから数年たち、今では、彼女たちもみんな「いいお母さん」やってます。
息子たちが結婚する前に、彼女たちの話をきいてたおかげで、結婚しても仕事を続けるお嫁さんたちを心から応援できました。
後輩たちに感謝です。

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